織姫と彦星の距離ってどのくらい離れてる？実際に会うのは超大変！？

織姫と彦星は七夕の日にしか会えません

が、二人の間には、具体的にどれくらい

の距離があるんでしょうか？

天の川越しって

かなりの遠距離恋愛ですよね。

それに、そもそも織姫と彦星は

なぜ離ればなれになっているんでしょうか？

今回は意外と知られていない、

織姫と彦星はどれくらい離れているのか

また遠距離恋愛することになった理由を

解説します。

織姫と彦星が離れた理由って？なぜ年に１回だけ再会するの？

織姫と彦星の間には、

なんと約15光年もの距離があるんです！

とはいえ、15光年といわれてもイマイチ

ピンとこない距離感ですよね。

そもそも光年とは、

「光が一年間で進む距離」のことで、

1光年＝約9兆5000億㎞もの

距離だとされています。

数字を見ただけで

気が遠くなるような遠さですよね…。

ということは15光年って、

私たちの想像を遥かに超えた距離

ということになりますね。

つまり織姫と彦星はとんでもない

遠距離恋愛をしていたんです。

宇宙って、広いですね…

でも、なぜ織姫と彦星はそんなに

遠距離恋愛をしているんでしょうか？

実はもともと、織姫と彦星は

一緒に仲良く暮らしていました。

ところが、真面目にやっていた仕事を

せず、二人で遊んで暮らすようになって

しまったものだから、織姫の父親である

天帝、つまり天界の神が怒ってしまいました。

そして、織姫と彦星は

離ればなれにされてしまったんです。

ところが織姫があまりにも悲しむので、

天帝はちゃんと働くことを約束させ、

1年に1回、七夕の日にだけ

二人を再会させることにしました。

つまり、15光年もの遠距離恋愛を

余儀なくされたのは、織姫と彦星の

自業自得だったんですね。

まぁでも二人は遠距離恋愛というより、

別居婚の夫婦と捉えた方が適切かも

しれません。

えっホント？織姫と彦星って夫婦なの！？

知らなかった方もいるかもしれませんが

織姫と彦星って、実は夫婦なんですよ。

もともと、織姫は機織りの

仕事をする天界のお姫様で、

彦星は牛飼いの仕事をしていました。

特に織姫は仕事に関しては

とても真面目だったので、

男性との出会いもなかったんですよね。

それを父である天帝が哀れみ、

彦星という青年を引き合わせ、

結婚させました。

それからのお話は先ほど説明した通り。

ラブラブな新婚生活を送っていたけれど、

仕事をしなくなったから怒られて、

15光年も引き離されてしまった、

ということですね。

織姫と彦星の伝説って、

怠けるのは良くないことなど、

教訓めいた内容だったんですね。

夜空に輝く星を見て、神様たちの大恋愛

の話を考えた昔の人も、かなり想像力が

豊かだということがわかる、

そんな織姫と彦星の伝説でした。

まとめ

織姫と彦星の間にある距離は

およそ15光年。

要するに想像もつかない

果てしない距離によって

二人はへだてられているんですね。

でも、好いた者同士で結婚できたのに

離れ離れになったのは、元はと言えば

働くことを怠ってしまったことが原因

です。

それでも毎年1度は欠かさず会うことが

出来ている、という事だったのですね。